本記事では、レンタルサーバーについて以下の内容を解説しています。
※安いレンタルサーバー比較表をすぐに見たい方はこちら>>
レンタルサーバーの費用はブログ運営において毎月発生するので、できるだけ抑えたいものです。
費用が安いレンタルサーバーであれば、Webサイトやブログを始めるハードルが下がり、ブログ運営の費用も抑えられます。
しかし、安いレンタルサーバーならではのデメリットや注意点もあります。
コストだけで選んでしまうと、Webサイト運営の目的を達成できず、後悔の原因となるので注意が必要です。
本記事を参考にして、安いレンタルサーバーを選ぶ際のポイントや自分に合ったサービスを確認してください。
費用が安いレンタルサーバーのメリット・デメリット
安いレンタルサーバーにはメリット・デメリットがあります。
それぞれを確認して、安いレンタルサーバーを利用するかどうか判断するようにしましょう。
以下に費用が安いレンタルサーバーのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
コストを抑えてWebサイト・ブログを運営できる シンプルで使いやすい 無料サーバーよりも高スペック | スペックが低い 安定性が低い サポートが不十分 |
ここからはそれぞれについて、1つずつ詳しく解説します。
費用が安いレンタルサーバーのメリット
費用が安いレンタルサーバーの主なメリットは以下の通りです。
- コストを抑えてWebサイト・ブログを運営できる
- シンプルで使いやすい
- 無料サーバーよりも高スペック
コストを抑えてWebサイトやブログを開設できる点が最大のメリットです。
レンタルサーバーの費用は月々の固定費なので、数百円の違いでも長期的には大きな額になります。
もちろん、自分が作りたいWebサイトの目的を達成できるスペックは必要ですが、費用を抑えればそれだけ手元に残るお金は増加します。
初心者がWebサイトを開設するハードルも下がるでしょう。
また、複雑な機能が搭載されていないことが多く、シンプルで使いやすい点も魅力です。
一方、無料のレンタルサーバーと比べて必要最低限の機能は備わっているため、小規模なWebサイトであれば十分に運営できます。
このようなメリットから、料金が安いレンタルサーバーは以下のような方におすすめです。
- 費用(固定費)をできるだけ抑えてWebサイトを運営したい方
- 気軽にWebサイトを始めたい方
- 複雑で余計な機能を必要としない方など
ただし「Webサイト・ブログ運営の目的を達成できるか」は必ず確認してください。
費用が安いレンタルサーバーのデメリット
一方、費用が安いレンタルサーバーには、以下のようなデメリットがあります。
- スペックが低い
- 安定性が低い
- サポートが不十分
安いレンタルサーバーは容量や転送量、データベース数などに制限があります。
※容量、転送量、データベース数の説明は、この後「性能(スペック)」の項目で説明します
中には多くのWebサイトが利用しているWordPressが使えないプランもあるので要注意です。
また、月額料金が安いため、安定性が低い場合やサポート体制が不十分な可能性があります。
そのため、安いレンタルサーバーは以下の方には向いていない可能性が高いです。
- 中・大規模なWebサイト・ブログを運営したい方
- 安定性や機能性を重視したい方
- 積極的にサーバー会社のサポートを受けたい方 など
中・大規模なWebサイトを制作すると、アップロードするデータ容量やアクセス数が増加します。
安いレンタルサーバーは容量や転送量が限られているため、大規模なWebサイトだと容量不足や転送量不足に陥る可能性があります。
また「サーバーの設定方法がわからない」といった場面では、レンタルサーバーのサポートを受けるとスムーズに解決が可能です。
しかし、サポートが手薄だったり、連絡手段が少なかったりすると、問題の解決に時間がかかる恐れがあるため注意が必要です。
費用が安いレンタルサーバーの選び方 8つのポイント
レンタルサーバー選びで後悔しないためには、費用以外の要素にも注意が必要です。
ここでは、料金が安いレンタルサーバーの選び方のポイントを8つ解説します。
- WordPress対応の有無
- 性能(スペック)
- 機能
- 安定性・処理速度
- プランの充実度
- 独自ドメインの費用
- 無料お試し期間の長さ
- サポートの充実度
WordPress対応の有無
レンタルサーバーの格安プランには、WordPressをインストールできないものもあります。
WordPressでWebサイト・ブログを運営したいのに、インストールできなければ本末転倒なので注意しましょう。
また、Web制作初心者には、WordPressの自動セットアップ機能が搭載されているレンタルサーバーがおすすめです。本記事で紹介するレンタルサーバーでもWordPress非対応のプランもあるので搭載されている機能をしっかりとチェックしましょう。
WordPressのセットアップでつまずく初心者は多いため、簡単にWebサイト・ブログを始めたい方は必見です。
性能(スペック)
レンタルサーバーのスペックは、サーバーの性能を示すもので、特に安いレンタルサーバーの場合、スペックが低めであることが多いです。以下に、主なスペックの項目について簡単に説明します。
安いレンタルサーバーだと、大規模もしくは複数のWebサイト運営が難しい可能性が高いです。
アップロードするデータ容量やPV数が多い大規模なWebサイトの場合、ディスク容量や転送量が足りなくなる可能性があるためです。
また、マルチドメイン数が限られている安いレンタルサーバーでは、サブドメインを使用しない限り、指定されたマルチドメイン数を超える数のWebサイトは運営できません。
まずはレンタルサーバーを契約する目的を明確にしましょう。
参考として、目的別で必要なディスク容量の目安を紹介します。
目的 | 必要なディスク容量の目安 |
---|---|
日記ブログ | 10~30GB程度 |
アフィリエイトブログ | 10~100GB程度 |
企業サイト(オウンドメディア) | 100GB~ |
eコマースサイト | 100〜500GB程度 |
当然、サイトの規模や画像・動画の量などによって必要な容量は異なります。
機能
レンタルサーバー会社やプランによって提供されている機能が異なります。代表的な機能は以下があります。
- WordPress自動インストール
- 自動SSL化
- 自動バックアップ など
WordPress自動インストールや自動SSL化が提供されていれば、Web制作の知識がない初心者でも簡単にWebサイトを開設できます。
また、SSLを行うと転送するデータを暗号化でき、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防止できます。
自動バックアップが搭載されていれば、万が一データを紛失した際にも備えられるでしょう。
自動バックアップについては、データの保存期間や復元が有料か無料かにも注意しましょう。
安定性・処理速度
レンタルサーバーの安定性が低いと、遅延やサーバー停止に陥る可能性があります。
レンタルサーバーの遅延によってWebサイト・ブログの表示速度が低下すると、ユーザーがページを離脱する原因となります。
また、サーバーが停止するとWebサイト・ブログが利用できなくなり、機会損失やユーザーの信頼の低下に繋がる恐れがあるため注意が必要です。
安定性を確認できる主な方法は以下の通りです。
- 稼働率(99.9%以上か)
- 障害情報の頻度
- 転送量の多さ
- ユーザーレビュー
また、処理速度が速ければページをスムーズに表示でき、ユーザビリティの向上や、SEO面での高評価に繋がります。
一般的に「LiteSpeed」や「Nginx」のWebサーバーは処理速度に優れているといわれています。本記事で紹介している中で「LiteSpeed」を採用しているレンタルサーバーは以下になります。
- コアサーバー:V2プラン(CORE-X、CORE-Y、CORE-Z)
- ロリポップ:ハイスピードプランとエンタープライズプラン
※記事内の紹介プランとは異なります。ご注意ください。
処理速度を重視するなら、SSD搭載のレンタルサーバーが理想です。
従来のHDD(ハードディスクドライブ)と比較して、現在浸透しているSSD(ソリッドステートドライブ)はデータの読み書きが高速であるためです。
ただ、実際の処理速度は利用者数によっても異なります。
インターネットが混雑する時間帯でも問題なく表示できるかをお試し期間を利用して実際に使って確認しましょう。
プランの充実度
プランの充実度も重要です。
最初は安いプランで問題ないと判断しても、Webサイトやビジネスの方向性の変化によって、当初のスペックでは足りなくなる可能性もあります。
プランが充実したレンタルサーバーであれば、高スペックなプランに切り替えられ、円滑にWebサイトを運営できるでしょう。
ただし、プラン変更が可能かどうかはレンタルサーバーによって異なります。
プラン変更に対応していない場合、一度退会手続きが必要となることもあるため注意が必要です。本記事で紹介している中でプラン変更が可能なレンタルサーバーは以下になります。
- コアサーバー:V2プラン内のみ上位プランへの変更
- ロリポップ!:上位プランへの変更
- さくらのレンタルサーバ:上位プランへの変更
- スターサーバー:エコノミー、ライト、スタンダードプランからより上位のプランへの変更が可能への変更
※記事内の紹介プランとは異なります。ご注意ください。
独自ドメインの費用
WordPressでWebサイト・ブログを開設する際は、基本的に独自ドメインの取得を行います。
- 独自ドメイン:自分のブログのURLになる文字列
レンタルサーバーと別の会社でもドメインは取得できますが、契約するレンタルサーバーを通じてドメインを取得したほうが管理や設定が便利です。
同じ文字列を取得する場合でも、レンタルサーバーによって価格が異なる点に注意してください。
また、ドメイン永年無料や割引制度を導入しているレンタルサーバーもあります。
ドメインは取得費用と毎年更新費用がかかります。Webサイト運営における固定費となるので「サーバーの月額料金+ドメイン費」でコストを判断しましょう。
本記事で紹介している中でサーバーとドメインの同時申し込みでドメインが無料になるレンタルサーバーは以下になります。
- コアサーバー:V2プランを12ヶ月以上契約すると、ドメイン料金が実質永久無料
- ロリポップ!:ハイスピードプランまたはエンタープライズプランで12ヶ月以上契約すると、ドメインが無料
- スターサーバー:ハイスピードまたはエンタープライズでドメインが無料
※記事内の紹介プランとは異なります。ご注意ください。
無料お試し期間の長さ
無料お試し期間が長いレンタルサーバーがおすすめです。
無料期間が長ければ、サーバーの使用感や処理速度、安定性を長期間試せます。
自分に合わない場合、別サービスの利用も検討できるので、後悔のないレンタルサーバー選びに繋がるでしょう。
30日程度の無料期間があれば十分にサーバーの使用感を判断できます。本記事で紹介した中で無料お試し期間が30日間あるレンタルサーバーは以下になります。
サポートの充実度
サポートの対応形態が充実しているレンタルサーバーがおすすめです。
代表的なサポート形態は以下の3つです。
- メール
- チャット
- 電話
また、サポート対応時間もレンタルサーバーによって異なります。
サポート体制が不十分だと「サーバーの設定方法がわからない」や「サーバー障害が復旧する目安が知りたい」といった場合でも、スムーズに問題を解決できないため要注意です。
本記事で紹介している中でサポート体制が充実しているレンタルサーバーは以下になります。
- メール、チャットサポート対応:コアサーバー、ロリポップ!、スターサーバー、バリューサーバー、エクスリア
- さくらのレンタルサーバ:メール、チャット、電話サポート
【比較一覧表】費用が安いおすすめのレンタルサーバー
以下に費用が安いおすすめのレンタルサーバーを比較表にまとめました。
サーバー名 | コアサーバー | ロリポップ! | さくらのレンタルサーバ | スターサーバー | バリューサーバー | クイッカ・プラス | リトルサーバー | エクスリア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最安価プラン | V1プラン CORE-MINI | ライトプラン(エコノミープランはWordPress非対応) | スタンダードプラン(ライトプランはWordPress非対応) | ライトプラン(エコノミープランはWordPress非対応) | まるっとプラン | エントリープラン | ミニプラン | XREA Free |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 1,650円 | 無料 | 無料 | 920円 | 無料 |
月額料金 | 220円(36ヶ月契約の場合) | 264円(36ヶ月以上契約の場合) | 500円(36ヶ月契約の場合) | 220円(36ヶ月契約の場合) | 137円(36ヶ月) | 198円(12ヶ月契約の場合) | 150円(12ヶ月契約の場合) | 無料 |
容量 | 250GB | 350GB | 300GB | 160GB | 25GB | 5GB | 20GB | 10GB |
マルチドメイン数 | 50個 | 200個 | 200個 | 50個 | 5個 | 1個 | 無制限 | 20個 |
WordPress対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Webサーバー | Apache | Nginx +Apache | Apache | Nginx +Apache | Apache | Nginx +Apache | – | Apache |
SSD搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | 〇 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 | 有料 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 |
無料お試し期間 | 30日 | 10日間 | 2週間 | 2週間 | なし | 10日間 | 20日 | なし |
サポート体制 | チャット | メールチャット | メールチャット 電話 | メールメール | メール 24時間障害対応 | メール | メール | チャット | メール
主な機能 | WordPress簡単自動インストール 独自SSL HTTP/3対応 | WordPress簡単インストール WordPress簡単引っ越し 独自SSL | WordPressクイックインストール 無料CDN 無料SSL バックアップ&ステージング | 簡単インストール PHP高速化設定 独自SSL アクセス解析 | 独自SSL WordPress自動セットアップ | WordPress簡単インストール&自動設定 無料SSL設定 独自PHPプログラムを利用可能 | WordPress簡単インストール 独自SSL | 無料SSL対応 |
上記、安いレンタルサーバー比較表をわかりやすく散布図にまとめました。
またレンタルサーバーの安さ以外の視点でも総合的にレンタルサーバーを比較したいという方は、以下のおすすめレンタルサーバー比較記事もチェックしてみてください。
【500円以下】費用が安いレンタルサーバーおすすめ4選【徹底比較】
ここでは、「月額500円以下」で「Wordpress対応」の、おすすめの安いレンタルサーバーを4つ紹介します。
- コアサーバー
- ロリポップ!
- さくらのレンタルサーバ
- スターサーバー
コアサーバー
コアサーバー | |
---|---|
最安価プラン | V1プラン CORE-MINI |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 220円(36ヶ月契約の場合) |
容量 | 250GB |
マルチドメイン数 | 50個 |
WordPress対応 | 〇 |
Webサーバー | Apache |
SSD搭載 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 |
無料お試し期間 | 30日 |
サポート体制 | メールチャット |
主な機能 | WordPress簡単自動インストール独自SSLHTTP/3対応 |
コアサーバーの「V1プラン CORE-MINI」なら、月額220円〜で高スペックなサーバーを利用できます。
容量は200GBと企業サイトやECサイトの規模でも対応でき、マルチドメインも50個まで利用可能です。
さらに、全プランにSSDを標準搭載しており、HDDよりも高速にページを表示できます。
独自SSL対応で15日分の自動バックアップ機能も提供されている点も魅力です。
WordPressの自動インストール機能も搭載されているので、Web制作の知識がない初心者でも簡単にWebサイト・ブログを開設可能です。
月額390円〜で利用できる「V2プラン」では、よりページを高速表示できる「LiteSpeed」を採用。
より高スペックな環境でWebサイトを運用でき、他のレンタルサーバーと比べて390円~という低価格で独自ドメインが永久無料となる特典も用意されています。
同様のスペックのサーバーと比較して、コストを抑えて利用できるでしょう。
ロリポップ!
ロリポップ! | |
---|---|
最安価プラン | ライトプラン(エコノミープランはWordPress非対応) |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 264円(36ヶ月以上契約の場合) |
容量 | 350GB |
マルチドメイン数 | 200個 |
WordPress対応 | 〇 |
Webサーバー | Nginx+Apache |
SSD搭載 | 〇 |
自動バックアップ | 〇(有料) |
無料お試し期間 | 10日間 |
サポート体制 | メールチャット |
主な機能 | WordPress簡単インストールWordPress簡単引っ越し独自SSL |
ロリポップ!の「ライトプラン」は月額264円〜の料金で、ディスク容量350GBを利用できます。
転送量も無制限なので、中規模な企業サイトも十分に運営できるでしょう。
他社の同価格帯プランと比較した際に、どの時間帯でも平均して高い安定性と速さを実現している調査結果がある点も魅力です。
さらに、WordPress簡単インストール・簡単引っ越し機能も搭載されています。
サーバーは24時間有人監視なため、初心者でも安心して利用できるでしょう。
ただし、ライトプランには無料バックアップ機能が搭載されていません。自分でバックアップを取る知識やスキルが必要です。
ロリポップ!には、月額99円〜で利用できる「エコノミープラン」が提供されていますが、WordPress非対応なので注意しましょう。
さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバ | |
---|---|
最安価プラン | スタンダードプラン(ライトプランはWordPress非対応) |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 500円(36ヶ月契約の場合) |
容量 | 300GB |
マルチドメイン数 | 200個 |
WordPress対応 | 〇 |
Webサーバー | Apache |
SSD搭載 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 |
無料お試し期間 | 2週間 |
サポート体制 | メールチャット電話 |
主な機能 | WordPressクイックインストール無料CDN無料SSLバックアップ&ステージング |
さくらのレンタルサーバは、1996年創業の「さくらインターネット」が運営するレンタルサーバーです。
運営期間が長い大手のサービスを利用したい方は必見です。
「スタンダードプラン」なら、月額500円〜で300GBのディスク容量を利用できます。
また、CDNを簡単設定で月100GB利用できる点も魅力です。
表示速度が向上し、アクセスが集中しても安定してサイトを表示できる効果を期待できます。
プラン数も豊富に提供されているので、今後サイトの規模が拡大する見込みでも安心です。
ただし「ライトプラン」と「メールボックスプラン」は、WordPressが利用できない点に留意してください。
スターサーバー
スターサーバー | |
---|---|
最安価プラン | ライトプラン(エコノミープランはWordPress非対応) |
初期費用 | 1,650円 |
月額料金 | 220円(36ヶ月契約の場合) |
容量 | 160GB |
マルチドメイン数 | 50個 |
WordPress対応 | 〇 |
Webサーバー | Nginx |
SSD搭載 | 〇 |
自動バックアップ | × |
無料お試し期間 | 2週間 |
サポート体制 | メール |
主な機能 | 簡単インストールPHP高速化設定独自SSLアクセス解析 |
スターサーバーはWebサーバーNginxを搭載しており、WordPressの処理速度が最大8倍となる「PHP高速化設定」機能を利用できるレンタルサーバーです。
WordPressも活用できる「ライトプラン」は月額費用220円〜で利用でき、同価格帯では大容量の160GBのディスク容量を搭載しています。
WordPress簡単インストールや独自SSLも利用可能です。
さらに、アクセス解析機能を使えば、アクセス数やブラウザ、検索ワードなどを確認できます。
月額550円〜で利用できる「ハイスピードプラン」だと、独自ドメイン永久無料特典を受けられます。
ただし、バックアップ機能が搭載されていないので、自分で作業を行う必要があります。
【200円以下・無料あり】費用が安いレンタルサーバーおすすめ4選【徹底比較】
ここでは、月額200円以下でWordPress対応のおすすめの安いレンタルサーバーを紹介します。
- バリューサーバー
- クイッカ・プラス
- リトルサーバー
- エクスリア
バリューサーバー
バリューサーバー | |
---|---|
最安価プラン | まるっとプラン |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 137円(36ヶ月) |
容量 | 25GB |
マルチドメイン数 | 5個 |
WordPress対応 | 〇 |
Webサーバー | – |
SSD搭載 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 |
無料お試し期間 | なし |
サポート体制 | メール24時間障害対応 |
主な機能 | 独自SSLWordPress自動セットアップ |
バリューサーバーの「まるっとプラン」は、ドメインとサーバーがセットで月額137円〜の価格設定となっています。
格安サーバーにもかかわらずディスク容量を25GB利用できるので、個人ブログや小・中規模のオウンドメディアであれば十分に運営可能です。
また、ブログやお店のホームページをワンクリックで設定でき、バックアップも自動で行われます。
最低契約期間が1年と長めですが、費用を抑えてWebサイトやブログを始めたい方は必見のレンタルサーバーです。
ただし、まるっとプランには無料お試し期間がありません。
サーバーの使い勝手を確認して、慎重にサービスを選びたい方はワンランク上の「エントリープラン(月額183円〜)」がおすすめです。
クイッカ・プラス
クイッカ・プラス | |
---|---|
最安価プラン | エントリープラン |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 198円(12ヶ月契約の場合) |
容量 | 5GB |
マルチドメイン数 | 1個 |
WordPress対応 | 〇 |
Webサーバー | Nginx |
SSD搭載 | – |
自動バックアップ | × |
無料お試し期間 | 10日間 |
サポート体制 | メール |
主な機能 | WordPress簡単インストール&自動設定無料SSL設定独自PHPプログラム |
クイッカ・プラスは「WordPress特化サーバー」と謳われるレンタルサーバーです。
WordPress簡単インストール&自動設定機能が搭載されており、SSL設定も無料です。
月額198円〜で利用できる「エントリープラン」だとディスク容量5GBまで利用できます。
また、初心者にとって難しい設定も管理画面から簡単に操作できます。
小規模な日記ブログを始めたい方や、Web制作の知識がない初心者などにおすすめです。
さらに、Webサーバーは高速処理が可能な「Nginx」を採用。「Qドメイン」や「IQ SERVER」とサービス連携して利用もできます。
ただし、クイッカプラスはどのプランでもディスク容量が少なめで、サポート形態もメール対応のみのため要注意です。
リトルサーバー
リトルサーバー | |
---|---|
最安価プラン | ミニプラン |
初期費用 | 920円 |
月額料金 | 150円(12ヶ月契約の場合) |
容量 | 20GB |
マルチドメイン数 | 無制限 |
WordPress対応 | 〇 |
Webサーバー | – |
SSD搭載 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 |
無料お試し期間 | 20日 |
サポート体制 | メール |
主な機能 | WordPress簡単インストール独自SSL |
リトルサーバーは、わずか3ステップでお試しアカウントを発行できるレンタルサーバーです。
お試し期間を経て契約しない場合でも解約手続きは不要で、自動でアカウントや設定内容、データが削除されます。
気軽にサービスを試したい方などにおすすめです。
最も安い「ミニプラン」なら月額150円〜で利用でき、ディスク容量20GBを利用可能です。
上位プランへの変更は、解約不要でコントロールパネルから作業できるため、サイトの規模を拡大しても対応しやすいでしょう。
過去7日分の自動バックアップ機能も搭載しており、万が一データが紛失した際も安心です。
ただし、最も上位プランである「ビッグプラン」でも、ディスク容量は120GBと少ないので、将来的に大規模なWebサイトを運営したい方は要注意です。
XREA(エクスリア)
XREA(エクスリア) | |
---|---|
最安価プラン | XREA Free |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 無料 |
容量 | 10GB |
マルチドメイン数 | 20個 |
WordPress対応 | 〇 |
Webサーバー | Apache |
SSD搭載 | 〇 |
バックアップ機能 | 〇 |
無料お試し期間 | なし |
サポート体制 | メールチャット |
主な機能 | 無料SSL対応 |
XREA(エクスリア)は、無料プランがあり、WordPress利用可能なレンタルサーバーです。
無料プランでも容量10GBを利用でき、自動バックアップ機能も搭載しています。
コントロールパネルから有料プラン(月額209円〜)への切り替えができるため、将来的にサイト規模が大きくなったときでも安心です。
ただし、無料プランには広告が表示されるので、企業サイトやオウンドメディア、アフィリエイトサイトなどには不向きです。
日記ブログや一時的なサイトテストなどが目的の方におすすめです。
費用が安いレンタルサーバー選びの注意点
安いレンタルサーバーを選ぶ際に最も注意が必要な点が「料金の安さだけでサービスを決定しないこと」です。
ただ安いだけのサーバーだとスペックが足りず、すぐに新たなサーバーに移転しなければならない事態も起こり得ます。
また、表示速度が遅く安定性が低ければ、利用者にとって使いにくくなり、サイトから離れてしまう可能性があります。
機能面やサポート面でも不安が残るので、コストを踏まえつつ総合的に目的を達成できるサーバーかを判断しましょう。
改めてになりますが、安いレンタルサーバー選びでは、コスト以外にも以下の点をチェックしてください。
- WordPress対応の有無
- 性能(スペック)
- 機能
- 安定性・処理速度
- プランの充実度
- 独自ドメインの費用
- 無料お試し期間の長さ
- サポートの充実度
まとめ
今回は、安いレンタルサーバーおすすめ8選やメリット・デメリット、選び方などを解説しました。
安いレンタルサーバーの活用によって、気軽にブログを始められ、コスト削減も実現できます。
ただし、安いというだけでサービスを選ぶと、スペック不足や処理速度の遅さなどで目的を達成できない可能性があるので要注意です。
価格の安さと性能面を総合して考えると、おすすめは「コアサーバー」です。
容量250GB、転送量無制限と高スペックのため、中規模なアフィリエイトサイトやオウンドメディアの運営もできます。
さらに、WordPress簡単自動インストールや自動バックアップ機能も搭載。
「V2プラン」ならドメイン料永久無料特典を利用できるので、総合的なコストカットも可能です。
目的に適した安いレンタルサーバーを選んで、効率的にWebサイト・ブログ運営をしてみてはいかがでしょうか。