会社のホームページやメールアドレス用のレンタルサーバー選びは、ビジネス成功の鍵といっても過言ではありません。選び方を誤ると、セキュリティ上の問題や業務の停滞を招く可能性があります。
レンタルサーバーを選ぶ際は、コストや機能だけでなく、セキュリティ、安定性、サポート体制も重要です。どのサーバーが自社に最適かを見極めるためのポイントをしっかり押さえましょう。
本記事では、法人・中小企業向けレンタルサーバーの中でもおすすめのサービスを徹底比較しました。
法人・中小企業がレンタルサーバーを選ぶ際のポイントや法人向けと個人向けの違いも解説しているので、これからレンタルサーバーを契約したいと考えている法人の方はぜひ参考にしてください。
法人・中小企業向けレンタルサーバーの選び方
- 自社に合ったスペックを備えている
- 稼働率が高い
- セキュリティ対策が行われている
- サポート体制が充実している
- 無料お試し期間がある
法人・中小企業がレンタルサーバーを選ぶ際のポイントは上記5つです。
これからレンタルサーバーを契約したいと考えているのであれば、上記の項目をチェックしてください。
ここからそれぞれのポイントについて、1つずつ詳しく解説していきます。
自社に合ったスペックを備えている
契約するレンタルサーバーが自社に合ったスペックを備えているかを確認するようにしましょう。
会社の規模や従業員数、必要なメールアドレス数によってレンタルサーバーに求められるスペックが変わってきます。
レンタルサーバーのスペックは主に「Web容量」と「メール容量」に分かれており、特に記載がない場合にはWeb領域とメール領域の合計が「〇〇GB」という形で示されます。
法人の場合には10〜100GBの容量が目安といわれていますが、企業規模や運営するWebサイトの形態によって必要な容量は変わってくるでしょう。
法人・中小企業に必要なレンタルサーバーのスペック目安について、下記の一覧表にまとめました。
従業員数 | 容量目安 | ポイント | |
---|---|---|---|
小規模企業 | 1〜20名 | 10〜100GB | メールの容量も含める場合、100GB程度がおすすめ |
中規模企業 | 21〜100名 | 100〜300GB | メールデータが増加するため、容量に余裕を持たせると安心 |
大規模企業 | 101名以上 | 300GB~ | メールのトラフィックやデータが多く、バックアップも必要なため、広めの容量を確保することが重要 |
適切な容量を備えたレンタルサーバーを選ばないと、ホームページが正常に表示されなかったり表示速度が遅くなるなどトラブルの原因になってしまいます。
超高速Webサーバーである「LiteSpeed」などの技術を導入しているレンタルサーバーであれば、高速表示が可能になるためこちらも合わせてチェックしてください。
稼働率が高い
法人・中小企業向けのレンタルサーバーを選ぶ際には、稼働率の高さも重要なポイントです。
稼働率とは一定期間内にサーバーが安定稼働している割合のことであり、稼働率が100%に近いサーバーほど常時安定してホームページ運営ができます。
もし稼働率の低いレンタルサーバーを選んでしまうと、ホームページが表示されない期間が発生してしまうためビジネスの機会損失が発生します。
ただし稼働率100%というレンタルサーバーはほとんどなく、稼働率99%のレンタルサーバーであれば安定した稼働が保証されたレンタルサーバーだといえます。
法人・中小企業のホームページの場合、正常に表示されないとビジネスの機会損失につながるため稼働率の高いレンタルサーバーを選ぶのは重要なポイントです。
セキュリティ対策が行われている
法人・中小企業としてレンタルサーバーを契約するのであれば、セキュリティ対策が行われているサービスを選ぶのが重要です。
自社のホームページが悪意のある第三者からのサーバー攻撃を受けるケースが増加しているため、セキュリティレベルの低いレンタルサーバーだと情報漏えいやサイトの改ざんにつながってしまいます。
レンタルサーバーに導入されているセキュリティ機能としては、下記のようなサービスがあげられます。
- SSL通信機能:
データを暗号化し、ウェブサイトとユーザー間の通信を安全に保ちます。 - WFA(ウェブ・アプリケーション・ファイアーウォール):
ウェブアプリケーションを悪意のある攻撃から守ります。 - メールのスパムチェック:
スパムメールを検出し、受信箱に届く前に排除します。 - 24時間365日の監視体制:
サーバーの状態を常に監視し、問題を早期に発見・対応します。 - 自動バックアップ機能:
データを定期的にバックアップし、万が一のトラブルに備えます。 - Imunify360などの最新セキュリティソフト:
サーバーを最新の脅威から保護し、セキュリティを強化します。
中小企業であれば法人ほどのセキュリティ機能は必要ないかもしれませんが、最低でも下記の機能はあったほうが安心でしょう。
- SSL通信
- WFA
- スパムチェック
- 自動バックアップ
昨今では企業ホームページをターゲットにしたサイバー攻撃も増えているため、できるだけセキュリティ機能が充実したレンタルサーバーを選ぶようにしてください。
サポート体制が充実している
カスタマーサポート体制が充実したレンタルサーバーを選ぶのもポイントです。
万が一サーバー周りのトラブルが発生した場合、カスタマーサポート体制が充実していればすぐに対応してもらえるでしょう。
例えば下記のようなカスタマーサポートサービスが用意されたレンタルサーバーを選んでください。
- 24時間メールサポート
- 電話サポート
- 土日トラブル対応
サポート対応時間が長ければ長いほど安心なので、できるだけ上記のようなサポートサービスが利用できるレンタルサーバーを選ぶようにしてください。
無料お試し期間がある
法人・中小企業向けのレンタルサーバーを選ぶ際には、無料お試し期間があるレンタルサーバーがおすすめです。
無料お試し期間が用意されているレンタルサーバーであれば、サーバーの使い心地や性能をじっくりと試してから本契約へと進むことができます。
例えばコアサーバーでは30日間の無料お試し期間が用意されており、じっくりと使用感を確かめてから本契約を行うことが可能です。
- 無料お試し期間が用意されている
- できるだけお試し期間が長い
上記のポイントを押さえたレンタルサーバーを選ぶようにしてください。
法人・中小企業におすすめのレンタルサーバー7社を徹底比較
プラン | サーバー種類 | 初期費用 | 月額費用(12ヶ月) | 容量 | 稼働率 | 転送量 | WordPress簡単インストール | サポート体制 | バックアップ | セキュリティ | 無料お試し | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コアサーバー | CORE-Y | 共用 | 1,650円(税込) ドメイン同時申込みで無料 | 858円(税込) | 700GB | 99.99%以上 | 無制限 | メール ライブチャット | 過去15日分 | 無料SSL WAF ウイルスチェック スパムフィルター DKIM/DMARC | 30日間 | |
iCLUSTA+ | レギュラー | 共用 | 5,500円(税込) | 1,551円(税込) | 500GB | 100%保証 | 無制限 | メール 電話 | 有料オプション | 独自SSL 不正アクセス対策 海外Webアクセス制限 | 30日間 | |
ConoHa WING ビジネスプラン | Bizスタンダード | 共用 | 無料 | 3,086円(税込) | 1000GB | 99.99%以上 | 無制限 | メール 電話 | 過去14日分 | 無料SSL 独自SSL メールセキュリティ 脆弱性診断 | ||
エックスサーバービジネス | スタンダード | 共用 | 16,500円(税込) | 3,762円(税込) | 700GB | 99.99%以上 | 無制限 | メール 電話 | 過去14日分 | SSL WAF Web改ざん検知 | 10日間 | |
CPIレンタルサーバー | ビジネススタンダード | 共用 | 無料 | 4,840円(税込) | 500GB | 99.98%以上 | 無制限 | メール | 過去3日分(有料) | SSLサーバー証明書 WAF ウイルスチェック スパムフィルター Web改ざん検知 | 10日間 | |
さくらレンタルサーバー | ビジネス | 共用 | 無料 | 2,420円(税込) | 600GB | 99.99%以上 | 無制限 | メール ライブチャット 電話 | 過去8日分 | 無料SSL WAF | 14日間 | |
カゴヤ・ジャパン | ライト | 仮想専用 | 無料 | 4,950円(税込) | 300GB | 99.99%以上 | 無制限 | メール ライブチャット | 過去8日分 | 無料SSL 月次レポート ログ出力機能 メールウイルスチェック 迷惑メールフィルター | 14日間 |
法人・中小企業におすすめのレンタルサーバー7社について、上記の比較表にまとめました。
また各レンタルサーバーを月額費用と容量で分類した表も合わせて紹介しています。
これから法人・中小企業でレンタルサーバーを利用しようと考えているのであれば、上記の中から選べば失敗することはないでしょう。
ここからそれぞれのレンタルサーバーについて、1つずつ詳しく解説していきます。
CORESERVER(コアサーバー)
サーバー名 | CORESERVER(コアサーバー) |
---|---|
プラン | CORE-Y |
サーバー種類 | 共用 |
初期費用 | 1,650円(税込) ドメイン同時申込みで無料 |
月額費用(12ヶ月) | 858円(税込) |
容量 | 700GB |
稼働率 | 99.99%以上 |
転送量 | 無制限 |
WordPress簡単インストール | |
サポート体制 | メール ライブチャット |
バックアップ | 過去15日分 |
セキュリティ | 無料SSL WAF ウイルスチェック スパムフィルター DKIM/DMARC |
無料お試し | 30日間 |
コアサーバーYプランは表示スピードやセキュリティ、稼働率、月額費用のバランスが取れたコストパフォーマンスの高い法人向けレンタルサーバーです。
他社の法人向けレンタルサーバーと比べても月額費用が最もリーズナブルに設定されているため、毎月のサーバーコストを抑えたい中小企業にも最適なサーバーとなっています。
容量も700GBと大容量になっており、記事数の多いオウンドメディアサイトや大型のECサイト運営も可能なスペックです。
さらにコアサーバーではAIを活用したセキュリティ対策機能である「Imunify360」や超高速Webサーバーである「LiteSpeed」を導入しているため、セキュリティ面や表示速度の面でも安心できるでしょう。
コアサーバーV2プランではサーバー契約時にドメインを同時申し込みすると、毎年かかるドメインの更新費用を永久無料にできる特典が用意されています。
サーバーとドメインの維持コストを抑えたいのであれば、ぜひコアサーバーをチェックしてください。
iCLUSTA+(アイクラスタ)
サーバー名 | iCLUSTA+(アイクラスタ) |
---|---|
プラン | レギュラー |
サーバー種類 | 共用 |
初期費用 | 5,500円(税込) |
月額費用(12ヶ月) | 1,551円(税込) |
容量 | 500GB |
稼働率 | 100%保証 |
転送量 | 無制限 |
WordPress簡単インストール | |
サポート体制 | メール 電話 |
バックアップ | 有料オプション |
セキュリティ | 独自SSL 不正アクセス対策 海外Webアクセス制限 |
無料お試し | 30日間 |
iCLUSTA+は中〜小規模のホームページ運用に最適な法人向けレンタルサーバーです。
スペック面では他社の法人向けレンタルサーバーに劣るものの、法人向けレンタルサーバーの中ではかなり安価に利用できるのが強みとなっています。
ただし他社では標準搭載されているようなバックアップやセキュリティに関する機能を追加すると別途費用がかかってしまうため注意が必要です。
もしバックアップやセキュリティ機能が必須だと感じているのであれば、他社のレンタルサーバーを選んだほうがコストパフォーマンスが高いかもしれません。
レンタルサーバーに必要な最低限の機能だけあればよいと考えているのであれば、iCLUSTA+はコストパフォーマンスが高くおすすめです。
ConoHa WINGビジネスプラン
サーバー名 | ConoHa WING ビジネスプラン |
---|---|
プラン | Bizスタンダード |
サーバー種類 | 共用 |
初期費用 | 無料 |
月額費用(12ヶ月) | 3,086円(税込) |
容量 | 1000GB |
稼働率 | 99.99%以上 |
転送量 | 無制限 |
WordPress簡単インストール | |
サポート体制 | メール 電話 |
バックアップ | 過去14日分 |
セキュリティ | 無料SSL 独自SSL メールセキュリティ 脆弱性診断 |
無料お試し |
ConoHa WINGビジネスプランは、法人向けに最適化されたレンタルサーバーです。
基本は共用サーバーを利用しますが、ConoHa WINGビジネスプランでは共用サーバーの中にあなた専用のスペースが確保されています。
そのため、瞬間的に大量のアクセスが集まったとしてもサーバーダウンや表示速度の低下などトラブルが起こりにくい仕組みになっています。
ただし月額費用に関しては他社の法人向けレンタルサーバーよりも上がってしまうため、コスト面と相談して導入を検討するのがよいでしょう。
あなたがSNSを活用したマーケティングを並行して行っているのであれば、瞬間的に大量のアクセスが発生する可能性に備えてConoHa WINGビジネスプランを契約するのもおすすめです。
エックスサーバービジネス
サーバー名 | エックスサーバービジネス |
---|---|
プラン | スタンダード |
サーバー種類 | 共用 |
初期費用 | 16,500円(税込) |
月額費用(12ヶ月) | 3,762円(税込) |
容量 | 700GB |
稼働率 | 99.99%以上 |
転送量 | 無制限 |
WordPress簡単インストール | |
サポート体制 | メール 電話 |
バックアップ | 過去14日分 |
セキュリティ | SSL WAF Web改ざん検知 |
無料お試し | 10日間 |
エックスサーバービジネスは法人向けに特化したハイスペックレンタルサーバーです。
エックスサーバーは国内シェア率が高いレンタルサーバーとして有名ですが、ビジネス版でも安心感・信頼感で契約する人が多くなっています。
ただしサーバースペックに対して初期費用・月額費用が高めに設定されているため、コストパフォーマンスを重視するのであればあまりおすすめできません。
多少の費用をかけてでも安心感・信頼感を重視したいという人は、エックスサーバービジネスの契約を検討してください。
CPIレンタルサーバー
サーバー名 | CPIレンタルサーバー |
---|---|
プラン | ビジネススタンダード |
サーバー種類 | 共用 |
初期費用 | 無料 |
月額費用(12ヶ月) | 4,840円(税込) |
容量 | 500GB |
稼働率 | 99.98%以上 |
転送量 | 無制限 |
WordPress簡単インストール | |
サポート体制 | メール |
バックアップ | 過去3日分(有料) |
セキュリティ | SSLサーバー証明書 WAF ウイルスチェック スパムフィルター Web改ざん検知 |
無料お試し | 10日間 |
CPIレンタルサーバーはKDDIグループが運営する法人向けレンタルサーバーです。
官公庁や公共機関など、大手のWebサイトで利用されるケースが多いレンタルサーバーとなっています。
オプションプランとして24時間365日のサポートに対応しているため、緊急のトラブルが発生した際にも安心して利用できるのがメリットだといえるでしょう。
ただし月額費用は他社の法人向けレンタルサーバーと比べてもかなり高めなので、中小企業の場合はコストパフォーマンスが悪いかもしれません。
ページ数の多いオウンドメディアサイトやECサイトなど、大規模なWebサイト運営を行うのであればCPIレンタルサーバーはおすすめだといえるでしょう。
さくらのレンタルサーバー
サーバー名 | さくらのレンタルサーバー |
---|---|
プラン | ビジネス |
サーバー種類 | 共用 |
初期費用 | 無料 |
月額費用(12ヶ月) | 2,420円(税込) |
容量 | 600GB |
稼働率 | 99.99%以上 |
転送量 | 無制限 |
WordPress可能インストール | |
サポート体制 | メール ライブチャット 電話 |
バックアップ | 過去8日分 |
セキュリティ | 無料SSL WAF |
無料お試し | 14日間 |
さくらレンタルサーバーは創業20年以上の老舗レンタルサーバーです。
2023年のデータでは国内第3位のシェア率を誇っており、多くのユーザーが利用しているレンタルサーバーだといえるでしょう。
さくらレンタルサーバーには法人向けのビジネスプランが用意されており、法人として利用するのであればビジネスプランがおすすめです。
スペック的に他社よりも優れているということはありませんが、老舗で運営歴の長いレンタルサーバーを利用したいという人はさくらレンタルサーバーを検討してください。
カゴヤ・ジャパン
サーバー名 | カゴヤ・ジャパン |
---|---|
プラン | ライト |
サーバー種類 | 仮想専用 |
初期費用 | 無料 |
月額費用(12ヶ月) | 4,950円(税込) |
容量 | 300GB |
稼働率 | 99.99%以上 |
転送量 | 無制限 |
WordPress可能インストール | |
サポート体制 | メール ライブチャット |
バックアップ | 過去8日分 |
セキュリティ | 無料SSL 月次レポート ログ出力機能 メールウイルスチェック 迷惑メールフィルター |
無料お試し | 14日間 |
カゴヤ・ジャパン・レンタルサーバーは、20年以上の事業実績がある老舗レンタルサーバーです。
セキュリティ面やサポート、障害が起こったときの対処など目に見えない部分でのサービスは非常に充実していますが、サーバースペックに関しては他社と比べて優れているとはいえないでしょう。
堅牢なセキュリティやきめ細かいサポートを重視するのであればカゴヤ・ジャパン・レンタルサーバーを選ぶのもよいですが、スペックやコストパフォーマンスを重視するのであれば他社のレンタルサーバーも検討してください。
自社でどのような機能をレンタルサーバーに求めているかを見極めた上で、最適なサービスを選ぶのがおすすめです。
法人向けと個人向けレンタルサーバーの違い
- 稼働の安定性
- セキュリティ機能の高さ
- 月額費用
法人向けと個人向けでレンタルサーバーの違いは上記3つ。
法人ユーザーを想定しているのか、個人ユーザーを想定しているのかでレンタルサーバーの機能やスペックが異なります。
ここからそれぞれの違いについて、1つずつ詳しく解説していきます。
稼働の安定性
法人向けと個人向けのレンタルサーバーで、大きく異なるのは稼働の安定性です。
法人が運営するWebサイトの場合、サーバーダウンが起こるとビジネスの機会損失につながる可能性が高いです。
そのため、法人向けレンタルサーバーの場合はサーバーの負荷が高くなる機能に制限をかけるなど安定稼働を徹底しているサーバーが多くなっています。
あなたが法人向けレンタルサーバーを選ぶ場合には、稼働率99.99%以上など安定稼働が保証されているサービスを選ぶようにしてください。
セキュリティ機能の高さ
法人向けと個人向けのレンタルサーバーの違いとして、セキュリティ機能の高さもあげられます。
個人向けレンタルサーバーでもセキュリティ機能が搭載されているサービスは多いですが、法人向けのレンタルサーバーではより強固なセキュリティ機能が搭載されているケースが多いです。
例えば下記のようなセキュリティ機能は法人向けレンタルサーバーで多く搭載されています。
- WAF
- 不正アクセス対策
- Web改ざん検知
- Imunify360
- DKIM/DMARC
法人や中小企業の場合、サイバー攻撃によって顧客の個人情報漏えいにつながってしまう可能性も考えられるでしょう。
企業の信用を守るためにも、できるだけセキュリティレベルの高いレンタルサーバーを選ぶのがおすすめです。
月額費用
法人向けと個人向けのレンタルサーバーの違いとして月額費用があげられます。
法人向けレンタルサーバーは個人向けレンタルサーバーよりもサーバースペックや安定稼働性が高いため、その分月額費用も高くなっていることが多いです。
法人向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの月額費用の目安について、下記の表にまとめました。
法人向けレンタルサーバー | 月額1,000円〜4,000円 |
---|---|
個人向けレンタルサーバー | 月額100円〜1,000円 |
ただし昨今では法人向けレンタルサーバーでもコストパフォーマンスの高いサービスも登場しているため、月額費用が高いからスペックが良いとは一概にいえなくなっています。
レンタルサーバーは毎月の固定費になるため、なるべくコストを抑えるためにもコストパフォマンスの高いレンタルサーバーを選ぶようにしてください。
法人・中小企業向けレンタルサーバーに関するQ&A
法人・中小企業向けレンタルサーバーに関するよくある疑問は上記の通り。
ここからそれぞれの疑問について、1つずつ詳しく解説していきます。
大手のレンタルサーバー会社はどこ?
- GMOグループの会社
- エックスサーバー株式会社
- さくらインターネット株式会社
日本国内の大手レンタルサーバー会社は上記の通り。
特にGMOグループの会社は国内で多くのレンタルサーバーサービスを展開しています。
上記のレンタルサーバーはすべてGMOグループの会社が運営しています。
もし大手企業が運営しているレンタルサーバーを使いたいと考えているのであれば、GMOグループが運営するサービスを選べば安心でしょう。
個人利用におすすめのレンタルサーバーは?
個人ユーザー向けにおすすめのレンタルサーバーは上記の通り。
特にコアサーバーとロリポップはコストパフォーマンスが高いため、毎月のサーバー費用を抑えたいと考えている人には最適です。
エックスサーバーは個人向けにしては多少費用がかかりますが、安定性が高く無難にブログ運営を行いたいユーザーに向いています。
あなたが個人利用でレンタルサーバーを契約したいのであれば、上記のようなレンタルサーバーを利用してください。
法人におすすめのレンタルメールサーバーは?
法人におすすめのレンタルメールサーバーは上記の通り。
上記のレンタルメールサーバーにはメーリングリスト機能や迷惑メールフィルターといった高度なオプションがついているため、法人利用に最適だといえるでしょう。
法人を前提に安定した稼働や高度なセキュリティ機能を求めているのであれば、ぜひ上記のレンタルメールサーバーを検討してください。
中小企業におすすめのレンタルメールサーバーは?
中小企業におすすめのレンタルメールサーバーは上記の通り。
上記のレンタルメールサーバーはコストパフォーマンスが高く、月額100〜200円で利用できます。
最低限の機能のみが使える形となりますが、できるだけサーバーコストを抑えたい中小企業には最適なメールサーバーだといえるでしょう。
ウイルスチェック機能や暗号化機能も搭載されているため、低価格と言えど最低限の機能は搭載されているのも嬉しいポイントです。
まとめ:法人・中小企業に最適なレンタルサーバーを選びましょう
ここまで法人・中小企業向けにおすすめのレンタルサーバーについて解説してきました。
法人・中小企業がレンタルサーバーを選ぶ際には、セキュリティや安定稼働性、サポート体制などチェックするポイントがいくつかあります。
もしあなたがレンタルサーバー選びに失敗してしまうと、サーバーダウンが発生したりサイトの表示速度が低下したビジネスの機会損失につながってしまうでしょう。
ぜひ本記事の内容を参考にしていただき、あなたの会社に合ったレンタルサーバーを選ぶようにしてください。