SSL証明書に関してご質問いただく内容を、FAQとしてご用意いたしました。
有料と無料の違い、認証レベル、SEOへの効果など、多くの質問と回答がありますので、ご参考にしていただければと思います。
無料のSSLでも有料のSSLでも、セキュリティの強度や機能の違いはありません。
SSL証明書の価格差は、主にSSL発行のための認証局がどれだけ人手をかけているかの違いから発生しています。
無料のSSLは、人手を介さないで自動発行される仕組みなので、料金をかけずに提供ができます。有料のSSLは、発行作業や企業の実在性の検証(電話確認など)の作業に人手を使うため、有料での提供となっています。
導入すればすぐに検索順位が上がるというものではありません。しかし、Googleは2014年8月よりSSL導入を検索順位の判断基準として組み込むと明言しており、そのGoogleとほぼ同じ検索エンジンを利用しているYahoo!でも同等の影響があると考えられますので、SSLの導入はSEO対策としても重要な要素といえます。
「ドメイン認証」「企業認証」「EV認証」の3つがあります。
暗号の強さ(どれだけ破られにくいか)で分類されるのではなく、どこまで詳しく証明書の名義の人(組織)を調べるかというレベルによって分けられています。
ドメイン認証とは、SSL証明書の所有者が、証明書に記載されるURLの所有者であることを認証するものです。
証明書に記載されるURLは偽装ができないため、証明書を確認することで、自分のアクセス先を知ることができます。
企業認証とは、証明書に記載される会社・組織が法的に存在すること、また証明書に記載されるドメインの所有者であることを認証するものです。
証明書に記載される会社・組織名は偽装ができないため、証明書を確認することで、自分がアクセスしたURLの会社・組織を知ることができます。
EV (Extended Validation) とは、証明書に記載される会社・組織が、法的かつ物理的に実在し、また証明書に記載されるドメインの所有者であることを認証するものです。EV SSLは世界標準の認証ガイドラインがあり、SSL証明書の中で最も厳格な審査が行われます。
SSL証明書に対して、ドメインを対応させる必要があります。
1対1でドメイン対応をしているのが「独自SSL」になり、1対多でドメイン対応をしているのが「共有SSL」になります。
独自SSLは、独自ドメインに対して、SSL証明書を設定します。
サイト所有者自身が、法人(個人)名義でSSL証明書を発行してもらうことで、対象のドメインに対してのみの暗号化通信ができるようになります。独自SSLが組み込まれたサイトは独自ドメインのまま使用でき、フォームへ移動してもURLは変わりません。
共有SSLは、バリュードメインのSSL証明書を、複数ユーザーで共有して利用します。
更新手続もないので、コストをかけず手軽に暗号化通信に対応できます。
対応しています。
但し、未対応のブラウザもありますので、必ず確認の上、ご利用ください。
PC | IE 7以降(Windows Vista 以降) |
Firefox 2.0 以降 | |
Opera 8.0 以降 | |
Chrome(Windows Vista/Windows XP 上のChrome6 以降、OS X 10.5.7上のChrome v5.0.342.1 以降) | |
Safari 2.1 以降(OS X 10.5.6/Windows Vista 以降) | |
iOS | Safari 3.0 以降 |
Android | Android 3.0 以降 |
フィーチャーフォン | 未対応 |
企業や法人向けのSSL証明書は「アルファSSL」や「グローバルサイン クイック認証SSL」「グローバルサイン 企業認証SSL」をおすすめしております。
特に企業認証SSLは電話での確認などを通して、厳格な審査を行い企業の実在性を確認するため、「信頼度の高い企業向けの証明書」といえます。
こちらのマニュアルをご覧いただき、新規設定をしてください。